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「3」の発想
芳沢光雄/著
出版社:
新潮社 1,050円(税込価格) 978-4-10-603651-4(
4106036517
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こんにちは。
3月に入り、一雨ごとに春が近づいていることを感じます。そんな中、わが丸善日本橋店も3月9日に3周年を迎えることができました。これもひとえにお客様のお陰と感謝しております。
ところで、この「3」という数字、キリはよくないのにキリのいい数字としてよく使われますが、まさにそのことについて書かれた本があります。
「『3』の発想」(新潮選書)です。
著者は数学を専門とする学者である、芹沢光雄氏。当然数学的説明が多く挫折しそうになりますが、そこはまえがきの「読み飛ばしてもらっても一向に差し支えない」というお言葉に甘えるとして(いずれは難なく読みたい!と思います)そのテーマは「なぜ人は3に引き付けられるのか」という点にあります。 例えばそれはドミノ倒しやティッシュペーパーの仕組みの話であったり、じゃんけんの話であったりします。読み進めるにつれ、数式が難解になり、正直本当に読み飛ばしましたが、その「曖昧さ」の発想、「もう一つの選択」という発想は数学オンチのわたしにも理解できたような気がします。
さて、「3」といって思いつく本を少し。古今東西3人モノは多くあると思いますが、やはりこれは外せません。
「すてきな三にんぐみ」(偕成社)
です。わざわざ紹介する必要のないくらい有名な名作絵本ですが、これも悪者であるはずの山賊が結果的には子供たちを助けるという「白黒ではない部分」がすてきだなあと思います。
そして、三人組といって忘れてはいけないのが、
「それいけ ズッコケ三人組」(ポプラ社)
もういまさら解説の必要はないかもしれません。ハチベエ、モーちゃん、ハカセの三人の繰り広げるドタバタ冒険譚は世代を超えてお勧めします。なんとプロゴルファーの石川遼くんも帯で「小学3年生の時」初めて読んだと書いています。(偶然にもここにも「3」が!)著者の那須正幹さんの経歴に「戦後最大」のヒットシリーズとあるのもうなずけます。しかしすごいですね、「戦後最大」。
そして最後に。
「さんさんさん」(絵本館)
これはちょっと強引ですが「さん」のつく、五味さんお得意のことば遊びの絵本です。「ぼうさん ださん かんさん ごさん」(坊さん 打算 閑散 誤算)といった子供が読むにはちょっと分かりづらい世界もあるところ(というより全編そうともいえますが)が五味ワールドといえるでしょうか。
はじめに申し上げましたが、日本橋店は3周年を無事迎えることができました。3周年記念企画として全スタッフが選んだお勧めしたい本のフェアを開催しております。(3月末まで) 哲学書からビジネス書、文芸書、実用書、コミックに至るまで、幅広く本をご紹介しておりますので、お近くまでお越しの際は是非のぞいてみてください。「ブックアドバイザー」という肩書きはありませんが、全スタッフの心からのお勧めを揃えてお待ちしております。
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すてきな三にんぐみ
トミー=アンゲラー/著、 いまえ よしとも/翻訳
偕成社 4033270205
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それいけズッコケ三人組
那須 正幹/著、 前川 かずお/イラスト
ポプラ社 4591010139
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さんさんさん
五味太郎/作 絵本館
4871100243
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氏 名:
葛目 麻子 勤務店舗:日本橋店 書店員歴:ビジネス書担当 6年 最近こっていること:サボテンを実生から育てる 座右の書:ユルスナールの靴(須賀敦子 河出書房新社) 自己紹介:パソコン仕事とミーティングの際に寝ないよう がんばっています
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