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勝間 和代 (かつま かずよ)
1968
年、東京都生まれ。
早稲田大学ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業。
経済評論家、中央大学大学院戦略経営研究科(
ビジネススクール)客員教授。
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チェンジメーカー
勝間和代
著 講談社刊 1,365円(税込)
最近の私は職業を尋ねられると、「チェンジメーカーです」と答えることにしています。 「本当はこうなったらいいのに」を「本当にする」ための10の処方箋!ネットで話題沸騰「35歳独身限界説」のすべてがわかる!あなたは「チェンジメーカー(Changemaker)」という言葉を聞いたことがありますか? 日本をよりよい方向に変えるため、世界をよりよい方向に変えるためには、「チェンジメーカー」といわれる変革者の存在が必要ですが、私たちひとりひとり誰もが「チェンジメーカー」になりうる資質を持っています。大切なのは「強い思い」を粘り強く持ち続けることです。-まえがきより
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-早速、『チェンジメーカー』についてお伺いします。まず、どんな読者を想定しながらお書きになりましたでしょうか。
比較的、意識の高い読者を想定していたんですよ。何か変えたいんだけど変え方が分からないとか、もやもやと何か不満があるんだけどそれを言葉にするとどういうことなのといったような。
それから、週刊モーニングで「エンゼルバンク」という連載の横に、ずっと一緒にコラボで書かせていただいたもので、本当に「エンゼルバンク」自体もすごく社会テーマ型の漫画でしたので、そういう形で、社会テーマに対して興味もあるし、自分でも動きたいと思っている人たちということです。
-コミックの読者というと比較的若い層でしょうか。
いや、そういうことはないです。コミックの読者自身、そんなに若くないです。先ほどの講演会に来ていただいた方々を見てわかるとおり、本当に幅広い層ですね。だから年齢層というよりは、意識の層、意識が高い層ということです。
-では、この本のポイントはどういったところでしょうか。
やはり個々人が何をしたらいいのというところまで明文化するということですね。チェンジメーカーと言われたって、自分はチェンジメーカーです、と言ってもピンと来ないと思うんですよ。でも、意外と誰でもチェンジメーカーになれるんだということについて理解していただきたいです。
-この本を作る過程で苦労された点、工夫した点などはありますでしょうか。
工夫した点と苦労した点は同じなんですけれども、それぞれの章だけでも読めるし、全体でもメッセージが通るようにという構成ですね。フラクタル構造になっているんですよ。週刊連載ですから、週刊誌の1回だけを見てわからなければいけないし、4回通しても分からなければならないし、本全体で見ても分からなければならないし。その構成について随分工夫と苦労をしました。
-この文字を見てると、実は真っ黒じゃなくて、ちょっと灰色っぽい色なんですが、それも工夫ですよね。
それは目にやさしいということでそうしました。あと、ちょっと変わったピンクで表紙も面白いでしょう。
-今年実現したいことは何ですか。
デフレ退治をほぼ終わらせたいということと、実際に「自分もチェンジメーカーだ」と思う人が1万人単位で増えることですかね。
-では、今日一番お聞きしたかったことなんですが、国政への参加というのは、どうお考えでしょうか。この本の中に政治は魅力的じゃないということで、ご自身は今のところ参加は必要じゃないとお考えのようなんですが、どうでしょうか。
国政の仕組みを変えることには参加したいんですが、国政の当事者にはならないということですね。例えば私が立て直したい会社があったとして、じゃ、その立て直したい会社の新入社員として就職しますか。中途就職社員で就職しますか。そうではなくて、それをアドバイザリーでという形で、あるいは何か変革したいと社長が言った場合に、それをお手伝いをするという形で参加したいと考えています。
-最後に、読者へのメッセージをお願いできましたら。
今日「伊右衛門サロン」という京都にあるレストランの箸の話を説明しました。そこの箸がツルツルツルツルすべるんですよ。特に私は天丼を頼みましたので、特別よくすべりまして箸の間からご飯がボロボロボロボロ落ちたんです。よそのお客さんが使っているのを見ても皆すべっていました。おいしいことはおいしかったんですが。そこで、お食事が終わった後でお店の方に、箸に問題があるんじゃないですか、ということを提案させていただきました。じゃ、直しますという話になりました。
後で、Twitter上でつぶやいたら、「実は私もそう思っていたんです」という人がたくさん現れました。そのちょっとした箸の使いにくさがそのお店のリピート率を絶対下げます。このように身近なことからでも改善していくと、皆ハッピーなります。
実は誰でもチェンジメーカーなんだ、というと大げさなんですが、身近な問題を解決する人であれば誰でもできるはずなんです。自分が問題を感じたときにサッと動ける人になって欲しいなと思います。
-ありがとうございました。
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