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フールス紙ノートブック
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今回ご紹介するのはフールス紙を用いたノートブック。
『東大合格生のノートはかならず美しい』が出版されたおかげか、今ノートが大ブームである。その太田あやさんのノート研究第2弾『東大合格生のノートはどうして美しいのか?』が近頃出版された。第2弾は読者の質問に著者が答えるというQ&A形式で構成されている。中に「文豪のノートも美しい?」という質問があって、夏目漱石、芥川龍之介などのノートもカラー写真で掲載されているのだが、仕事がらノートの美しさというよりはどのメーカーのどんなノートを使ってどのような筆記具で書いているのか、ということばかりが気になる。
それを気にしてこの本を眺めているとやはりキャンパスノート(コクヨ)が非常に目立つ。中紙の色はかなり白い(白色度80%)。綴じは無線綴じ。表紙デザインもモダンで洗練されている。スーパーやコンビニでも買えずいぶん幅を利かせている。学生向けのイメージで、このノートにはボールペンや鉛筆が適している。
では、「万年筆に適した大人のノートは?」という質問をいただいたとすると、フールス紙を用いたノートをお勧めする。
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フールス紙(foolscap)というのはヨーロッパの紙漉きが「透かし」(watermark)として「帽子をかぶった道化師」を使っていたのでこの名がついた。15世紀から作られていたそうである。
今、フールス紙を用いたノートの主なブランドは丸善、ツバメノート、TSなどがあり日本橋店では普通の中紙を用いたノートよりもフールス紙を用いたノートの方を充実させている。
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特筆すべきは、おそらくは若者ウケしない愛想のない表紙デザインではあるがコート紙ではないので温かみがあり、中紙は滑らかな表面で万年筆のインクを良く吸うが裏写りしないという万年筆と相性ぴったりだ、ということである。
たとえば、ツバメノートの中紙の坪量(1平方メートル当たりの重量)が83.5gであるのに対してキャンパスノートの中紙の坪量は75gであるからかなり厚いことがお分かりいただけるであろう。同じ枚数のノートでも重厚感があり、どのようなペン先の太さの万年筆でも裏写りを気にすることなく書き味をフルにお楽しみいただける。
まさに日本橋店イチオシの大人のための逸品である。
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