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丸善&レルフェ ペーパーナイフ
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今回ご紹介するのは丸善&レルフェ(Lerche)のペーパーナイフ。
ご存知の方も多いと思うが丸善は文具の輸入卸業務も行っている。その中から刃物で有名なドイツ、ゾーリンゲンにある
ペッド・ダン・バウス社“レルフェ”ブランドのペーパーナイフをご紹介する。
ペーパーナイフというと思い出すのは、フランス装の本である。フランス装というのは簡易装丁でぺらぺらの表紙がついていてページの端が切れておらず袋綴じ状になっている。ペーパーナイフでページの端を切り開きながら読んだ後、読者の趣味に合わせて装丁を施す。フランスには今でも装丁屋があって、その職人を「ルリユール」という。いせひでこ先生の『ルリユールおじさん』という絵本は装丁職人の物語である。
現在、フランス装の本には古書店にでも行かなければなかなかお目にかかれない。十年ほど前の話しではあるが、ピエール・ルイスというフランス作家の『ポゾール王の冒険』という本の原書を注文したら、普通のペーパーバックを注文したのだがペラペラの表紙にフランス装という本が届いた。いつ印刷された本なのだろうと思って印刷年を確認すると1950年ごろであったので、フランスという国は何と物持ちのよい国なのだと驚いた。高価な本でもなかったが、最初のページを切るのにかなりの決心が必要であったことを記憶している。
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大 5,250円(税込) 小4,200円(税込) いずれもMARUZEN刻印入り革ケース付き
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刃の鋭利なカッターナイフで切った紙の断面に触れていただくとお分かりになると思うが、皮膚が切れてしまいそうな感触で実際を何かの拍子にその断面で指の皮膚を切ったりした経験のある方は多いと思う。
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ペーパーナイフで切った紙の断面の様子
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特筆すべきは、このペーパーナイフの刃はわざと鈍角に作ってあり、紙の断面で皮膚が切れたりしないというところである。
“レルフェ”はドイツ語で「ひばり」のことであり、1820年に現在の社名の由来でもある当時のピーター・ダニエル・バウス社長が「ひばりのように空高く飛び、楽しく愉快な歌を歌い、そして新しい時代の夜明けを迎える」という社訓を定め、高く飛び上がることは、質の高さを示すこととして名付けたそうである。
ペーパーナイフはマイスターによって仕上げられ、革ケースは底面まで総牛革張りの日本製で、一流の皮革加工職人が丹精こめて作られている。いずれも日独の熟達職人の技を集めた逸品。
まさに日本橋店イチオシの大人のための逸品である。
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