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丸善のPR誌『學鐙』は、明治30年(1897)3月に創刊、現在にいたるまで発行が続けられ、我が国最古のPR誌です。創刊時から広く日本の文化に寄与し、世界の文化受容の窓口となるという一貫した編集姿勢は変わらず、一企業のPR誌を超えて我が国の学界・言論界の中で育ってきました。
初代編集長は作家・文芸評論家として活躍していた内田魯庵、執筆者には坪内逍遙、夏目漱石、井上哲次郎らが名を連ね、明治36年(1903)
『學鐙』と名を改めた以後も日本を代表する学者、文芸家、言論人が筆を執り、学術エッセー誌にとどまらず、社会や時代を映す鏡になっています。
學鐙 第108巻 第2号 目次
▲表紙:『新体詩抄』
明治15年(1882)丸善発行
▼私のすすめる三冊
- 私のすすめる三冊
- 森本公誠(東大寺総合文化センター総長)
▼特集―3.11大災害
- 大災害を巡って
- 村上 陽一郎(東洋英和女学院大学学長)
- 日本社会の古層と現在
- 辻井 喬(詩人・小説家)
- 大災厄――ペンとの闘い
- 外岡 秀俊(ジャーナリスト)
- ソウイウモノヲ、ワタシハ、ミタイ
- 平田 オリザ(演出家・劇作家)
- 3.11大災害と21世紀のエネルギー
――新・自然エネルギーで脱原発は可能か - 御園生 誠(東京大学名誉教授)
- 安全とは社会的合意にもとづく約束事である
- 岸本 充生
(独立行政法人 産業技術総合研究所) - 大災害とリスク社会
- 野家 啓一(東北大学教授)
- 「安全がある」という神話
- 坂村 健(東京大学教授)
▼コーヒーブレーク
- 「火」と日本文化(2)
- 神崎 宣武(民俗学者)
- 橋口五葉 ふたたび
- 海野 弘(評論家)
▼読書案内
- どうしてこんなことが二度も
- 青山 南(翻訳家・エッセイスト)
▼書評
- Francis Lodwick 著
On Language,Theology,and Utopia:Edited with an Introduction and Commentary by Felicity Henderson and William Poole - 上村 忠男(東京外国語大学名誉教授)
- 内藤裕史 著
薬物乱用・中毒百科
――覚醒剤から咳止めまで - 土肥 修司
(岐阜大学名誉教授・市立室蘭総合病院) - 国立天文台 編
理科年表シリーズ マイ ファースト サイエンス - 横山 広美(東京大学大学院准教授)
- 編集委員長 大久保堯夫
交通の百科事典 - 横田 裕行(日本医科大学大学院教授)
▼これから出る翻訳書
- 科学・技術・倫理百科事典翻訳編集委員会 監訳
科学・技術・倫理百科事典 - 橋本 毅彦(東京大学教授)
▼外国雑誌紹介
- Japanese Journal of Mathematics(JJM)
- 小林 俊行(東京大学教授・
Japanese Journal of Mathematics編集長)
お知らせ
「學鐙」は2009年より発行頻度を年2回(3月5日・9月5日)に変更いたしました。また本誌価格を1部500円(消費税含)に改定しております。
本誌の購読、その他のお問合せは下記メールアドレスまでご連絡ください。
E-mail : gakuto@maruzen.co.jp
