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この「親から子へ」カタログは、年齢別に分けたカタログとは違い、「生命を育む・感性を育む・知恵を育む・自然を育む」というテーマの下に「笑顔がいっぱい」や「涙が出ちゃうよ」等、子どもの心の動きや、子どもの成長を見守る親の視点から、おすすめする本を掲載しています。また、年齢別の索引を用意しておりますのでご利用ください。
丸善の児童書担当が選んだ絵本 親から子へ ~読みつがれる絵本たち~ごあいさつ・ご利用案内
「親から子へ 読みつがれる絵本たち」は、おかげさまで2冊目を発行する運びとなりました。前号でいただきました多くのご意見から、今回はより「育む」というテーマ・視点に基づいて本を選んでおります。お父さんお母さんの聞き慣れた声で語られるお話によって、安心して自由な発想へと踏み出すことができる感性や知恵が育まれることを願い、全国の児童書スタッフが選書いたしました。 絵本はゆっくりとくり返し読むことができ、大切なことを子どもたちにわかりやすい表現で伝えてくれます。絵本とともに、子どもの心に物語を築く時間を持ってみませんか。 親から子へと、またその子が親になったときに。次の世代に読み継がれ、色あせることなく長く愛されて続けている絵本たちがあります。 私たちは「心のあたたかさや優しさ」を大切に、楽しさあふれる絵本をおすすめしてまいります。 丸善株式会社 すいせんのことば
激しくゆれ動く時代のなかで、絵本のもつ意味が、子どもにとっても、大人にとっても、大きく変わっています。 毎日の生活を振り返ってみてください。生活時間のなかで、ケータイ、パソコン、テレビ、ゲームなどに注いでいる時間が、いかに多くなっていることか。そのぶんだけ、親子、子ども同士、友達同士などが、生身で顔を見て遊んだり会話をしたりする時間が、激減しています。 生身の触れ合い、顔を見て肉声で会話をする――という人間本来の日常が希薄になってくると、子どもにとっては、言葉や感性の発達が遅れ、他者の心を読み取る力やコミュニケーションの能力が未熟なまま、体だけが大きくなるという、まさに最近問題になっている傾向が生じてくるのです。自己中心的な人格形成の傾向も強くなります。 実は、大人も同じです。 このような情報化社会のゆがみが強まるなかで、子どもの心に豊かな発達をもたらすと同時に、大人の心にも潤いをもたらしてくれる最高のメディアは、絵本です。とりわけ親が子に絵本の読み聞かせを、毎日しっかりとやると、子どもの心がのびやかになり、言葉や感情がどんどん発達します。私はそういう子どもをたくさん知っています。 では、どんな絵本を選んだらよいか。この丸善制作の絵本カタログは、とても役に立つ道案内をしてくれると思います。
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