丸善の児童書担当が選んだ絵本 親から子へ ~読みつがれる絵本たち~ごあいさつ・ご利用案内
「親から子へ 読みつがれる絵本たち」も、いよいよ第三弾を発行できることとなりました。これも本カタログをご愛顧いただいたお客様のおかげです。この場をかりてお礼申し上げます。 絵本には、子どもたちの心の成長を助ける大事な要素がたくさん詰まっています。本カタログでは前号同様「生命を育む」「感性を育む」「知恵を育む」「自然を育む」という4つのテーマのもと、丸善の児童書担当が選んだ絵本を集めております。さらに、今回は新しく、初めてのママを応援する「ママへ、これからママになる人へ」というテーマを設け、親子で絵本を楽しむヒントを紹介しています。 子どもたちにとって、親に絵本を読んでもらう体験は、とても重要な意味をもっています。絵本の世界を共有することで、親子の絆が強くなるだけでなく、よき思い出として、子どもたちの一生の宝物になります。そのような豊かな時間が親から子へと受け継がれていくことを願い、楽しさあふれる絵本をおすすめいたします。 丸善書店株式会社 すいせんのことば
時代の流れはとても速いから、おし流されそうになる。すべてはつかのまに変化していく。しかし絵本は残りますね。 絵本の読者は生後間もなくの赤ちゃんから九十歳すぎた老人もいる。現に絵本の現役作者の末席にいるぼくは九十一歳で、絵本をつくっているし、また読者でもある。ぼくの絵本の読者からの手紙で生まれてくる赤ちゃんのために絵本を買うお母さんもいる。 絵本はつくるのも読むのも絵を見るだけでもうれしい。単純なのでかんたんに国境を越えて世界中に読者がいる。文字が読めなくても絵だけで理解される。 ぼくはデザインの学校をでて、いつのまにか漫画を職業とするようになり、そのうち絵本をかきはじめ、絵本作家の方向にすすんだ。 丸善さんとのおつきあいは長くて約四十年になる。ここで、ぼくの絵本のノーハウを学んだ。来店するお客さんの質が非常にいいので教えられることが多かった。 したがって対応する丸善の児童書担当者の眼も洗練されている。そのセレクトは信頼できる。 良い絵本に巡りあうのは人生の幸福である。そしてそれは親・子・孫と何代にもわたって読みつがれていく。このうすいパンフが少しでもみなさまのお役にたつようにと、ぼくも心から願っている。
1919年2月2日 高知県生まれ。シナリオ執筆や作詞、イベントの構成アニメの美術監督、雑誌編集長など多彩な仕事をこなしながら、漫画家・絵本作家としての活動を続け、『アンパンマン』で一躍時の人となる。現在までに刊行している絵本の数は400冊以上。社団法人日本漫画家協会の理事長でもある。 過去のカタログ
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