- ラス・ヴェガスをブッつぶせ!
- ベン・メズリック (著)
- 真崎 義博 (翻訳)
- アスペクト
本作の原作は、数学を用いた本格的なサスペンス、しかも実話をベースにしたことで注目を浴びている。それがベン・メズリック著の「ラス・ヴェガスをぶっつぶせ!」(アスペクト刊)だ。世界最高峰の理科系大学であるマサチューセッツ工科大学(MIT)に実在した天才学生ジェフ・マーが、その頭脳と才能を活かしてブラックジャックの必勝法=カード・カウンティンングというテクニックを習得。それを用いて、世界中のギャンブラーが集結するラスベガスを攻略するという痛快なストーリー。
カギとなるのは、カード・カウンティングという戦術で、ブラックジャックに用いられる非常に高度なテクニック。カードのシャッフルや残り枚数、すでに使用されたカードの札目などから出目を計算し、プレーヤーが有利になる方法だ。実際は熟練のギャンブラーでもこの戦術を習得することが相当困難だとも言われており、MITの学生たちが、それを難なくやってのけてしまったこと自体が驚愕の事実である。
(マサチューセッツ工科大学)に通う学生ペン(ジム・スタージェス)はハーバード大学の医学部に進学したいという夢があった。しかしその学費は30万ドル。奨学生になる試験に落ちてしまったベンにとっては、スーツ・ショップでアルバイトしても到底おいつかない金額だ。
的数学能力を、ある日授業でローザ教授(ケヴィン・スペイシー)に認められ、研究チームに誘われるベン。それはブラックジャックで必ず勝つ方法=カード・カウンティングを習得するチームだった。ベンは仲間のジル(ケイト・ボスワース)らとともに日夜トレーニングを続け、卓越した頭脳と巧みなチームワークを駆使してラスベガス攻略を試みる
のためと割り切ってチームに入ったはずのベンだが、ラスベガスでのスリリングでセレブな暮らしを満喫していくにつれ、ボストンでの地味な学生暮らしに満足できなくなっていく。
として勝ち続ける彼らに、カジノのルール違反者を取り締まるコール(ローレンス・フィッシュバーン)が目をつける。次第にベンとチームにラスベガスの巨大な暗影が漂い始めるが・・・。
したMITの学生たちが天才的な数学の頭脳を活かし、カジノで数百万ドルを稼ぎ出したという実話に基づく物語。



